コラム
外壁
外壁のクラックとは?種類や補修の必要性、補修にかかる費用相場などを解説
2023.12.09
CONTENTS
外壁をふと見たときにひび割れが生じており、
「なぜ外壁にひび割れが?」
「このひび割れって放っておいて大丈夫なの?」
といった疑問や不安を感じている方もいるでしょう。
外壁に起こるひび割れは「クラック」と言い、さまざまな原因で発生します。また、大きさや程度によっては、急いで対処しなければならないケースもあります。
そこで今回は、外壁のクラックとは何か、種類や発生原因、補修の必要性などを解説します。クラックを見つけたときに適切な対処ができれば、住まいを守ることにつながるため、ぜひ最後までご覧ください。
英語で「クラック(crack)」は「裂け目」「ひび割れ」といった意味があり、建築業界では外壁や内壁、基礎部分などに起こるひび割れのことをクラックと言います。
なお、住宅に使用される外壁材には窯業系サイディングやモルタル、ALC外壁、コンクリートなどが代表的ですが、これらの外壁材のすべてで発生する可能性があります。
では、どのような種類があるのか、種類ごとの特徴や違いを見ていきましょう。
具体的には、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のものを差し、経年劣化や施工不良などで発生するケースが多い傾向にあります。
外壁塗装の表面だけに起こるケースが多く、外壁材が割れたり、構造躯体にダメージを与えたりしているような状態ではないため、見つけたからといって慌てて対処する必要はありません。
ただ、放置していると、そこからひび割れが深刻化するケースがあるため、早めに補修を検討するようにしましょう。
構造クラックは外壁塗装の表面がひび割れている状態ではなく、外壁材自体が割れている可能性が高く、状況を深刻化させないためにも早急な点検・補修が必要です。
なお、経年劣化ではなく、地震や地盤沈下などで住宅に強い揺れや歪みが加わったことで発生するケースが多いことが特徴です。
モルタルやコンクリート外壁は、外壁材と水を練り混ぜてから施工、乾燥させる「湿式工法」という方法で下地を仕上げます。
湿式工法では水を加えて施工しているため、十分に乾燥していないまま上塗材を塗ると、塗料が下地の収縮に耐えられなくなって塗膜にひび割れが生じることがあるのです。
下地が完全に乾燥した状態で、工程を進めればそれほど悪化することはありません。
通常、塗装工程は一度に一面を仕上げますが、天候が悪化や塗り残しによって、一部分を別日に作業するケースがあります。その場合、古い塗装面と新しい塗装面の間に継ぎ目ができ、継ぎ目部分が収縮して縁切れクラックというひび割れが起こるケースがあるのです。
施工後すぐに発見されることはなくても、車両の通行や地震などの振動によって継ぎ目が割れて発生する可能性があり、幅や深さによっては早急に対処しなければなりません。
「外壁にクラックできる原因は何?」
と疑問に感じている方もいるでしょう。
考えられる原因は複数あり、以下の4つが代表的です。
・経年劣化
・乾燥
・地震の揺れや車・電車の振動
・施工不良
一つひとつの原因について、詳しく見ていきましょう。
外壁塗装は住宅の美観を維持したり、雨風や紫外線から住宅を保護したりしていますが、常に外的要因にさらされているため、時間の経過とともに劣化してしまいます。
外壁塗装の劣化が進むと、症状の一つとしてクラックが発生するケースがあるのです。
外壁塗装の耐用年数を目安に定期的に外壁をチェックし、見つけたら補修するようにしましょう。
とくに、湿式工法を採用しているモルタルやコンクリート外壁では、下地材に含まれる水分が蒸発して乾燥する際に、上塗材が収縮してクラックになるケースがあります。
とくに、地震が原因の場合、構造クラックと呼ばれる深刻な状態である可能性が高く、その場合はできるだけ早く点検・補修を実施しなければなりません。
また、交通量の多い大通りや線路沿いの家は、一般的な家よりも振動を受けやすいことから、クラックが発生しやすい傾向にあります。定期的に外壁をチェックし、クラックを見つけたら早めに対処するようにしてください。
【施工不良の例】
・下地処理が不十分だった
・乾燥が不十分なまま塗装工程を進めた
・外壁塗装に適さない気候条件(雨や雪が降ってる)で塗装を行った
・塗料の選択に誤りがあった など
施工不良にはこのような例があります。塗装完了後はきれいに見えても、施工不良によって塗膜がきちんと形成されなかったり、外壁材に塗料が密着しなかったりして、結果的にクラックという不具合が生じるケースがあるのです。
たとえば、耐用年数が10年とされる塗料で外壁塗装を実施しており、1〜2年でクラックが生じたといった場合は、原因の一つとして施工不良が考えられるでしょう。
外壁のクラックは「いったん経過観察でも問題ない場合」と「すぐに点検・補修が必要な場合」の2つのパターンがあります。
では、すぐに補修が必要なのはどのようなクラックなのか見ていきましょう。
幅0.3mmを超える大きさのクラックは、そこから住宅内に雨水が侵入したり、建物自体の強度を弱めたりする可能性があり、被害を拡大させないためにも早く対処することが求められます。
外壁塗装部分だけでなく、外壁材にもダメージが及んでいるため、クラックの補修だけでなく、外壁材の張り替えや内部の補修などが必要になる可能性が高い状態です。
放置すると、雨水が住宅内に侵入したり、より大きなクラックになったりする可能性があるため、見つけたら専門業者に補修を依頼しましょう。
自宅の外壁にクラックが発生していることを認識していても、
「補修費用をかけたくない」
「問題ないなら、いったんこのままにしておきたい」
と考えている方も多いでしょう。
しかし、放置するとさまざまなリスクがあるため補修が必要です。
では、なぜ補修が必要なのか、想定されるリスクを踏まえて見ていきましょう。
とくに、外壁から雨漏りが発生した場合、外壁内部を伝っていくことが難点です。室内で雨漏りが発生している箇所と、原因となっているクラックが離れている場合があり、専門業者でも特定がむずかしくなることがあります。
突然、リビングの壁から水が染み出していることで気が付くケースも多いため、クラックが深刻化して雨漏りになる前に対処する必要があります。
建物の強度を保つ柱や、住まいの快適性を維持する断熱材が腐食すれば、建物の強度が下がったり、快適に住めなくなったりしてしまうでしょう。
また、早めに対処すればクラックを補修するだけで済んだはずが、構造躯体が腐食すれば大規模な修繕が必要となり、結果的に高額な出費となります。
このように、無駄なメンテナンスコストを抑えたり、快適な住まいを維持したりするためにも、外壁のクラックは見つけた段階で早めに補修することが大切なのです。
外壁にクラックが発生する原因や補修の必要性などを解説しました。
ここでは、どのような補修すべきなのか見ていきましょう。
シール充填工法とは、ひび割れが生じている部分にシーリング材を充填する方法のことです。シーリングはゴムのような弾力性があり、隙間に入り込んで水や空気の侵入を防止できます。
ひび割れている部分にシーリングを埋め込むという表面的な補修方法であるため、幅や深さのないひび割れを補修するのに適しています。
Uカットシーリング充填工法は、いったんクラック部分と周辺を掘った後に、シーリング材を充填し、その上からポリマーセメント塗布するのが大まかな流れです。
専門的な技術や知識が必要な補修のため、シール充填工法よりも施工費用が高くなります。
外壁塗装では、古い塗料や汚れを除去し、新しい塗料を塗布するため、外壁塗装の表面にできているクラックであれば外壁塗装で症状をリセットできます。
とくに、経年劣化が原因の場合、部分補修だけではすぐに他の箇所に劣化症状が表れる可能性があります。そのため、発生原因によっては、シール充填工法よりも外壁塗装が適しているケースがあるのです。
どちらの補修方法を選択すべきかは、専門業者に点検を依頼し、提案してもらうようにしましょう。
外壁のクラック補修にかかる費用相場は、以下のとおりです。
・シール充填工法:1mあたり500~900円程度
・Uカットシール工法:1mあたり1,500~2,000円程度
・外壁塗装:90〜140万円程度(40坪2階建てのサイディング外壁の住宅の場合)
ただし、こちらの金額はあくまで目安であり。状態や外壁の種類、使用する材料によって価格差が生じます。
今回は外壁のクラックについて解説しました。
外壁のクラックは、さまざまな原因で発生します。クラックの進行具合によって補修の緊急度が変わるものの、放置していても自然に状態がよくなることはないため、見つけた段階で対処するのがおすすめです。
なお、外壁のクラックは、シール充填工法やUカットシーリング充填工法、外壁塗装などの方法で補修するのが一般的です。
大切な住まいを守り、快適な生活を維持するためにも、クラック補修を検討する際にはこの記事で学んだことを参考にしてください。
「なぜ外壁にひび割れが?」
「このひび割れって放っておいて大丈夫なの?」
といった疑問や不安を感じている方もいるでしょう。
外壁に起こるひび割れは「クラック」と言い、さまざまな原因で発生します。また、大きさや程度によっては、急いで対処しなければならないケースもあります。
そこで今回は、外壁のクラックとは何か、種類や発生原因、補修の必要性などを解説します。クラックを見つけたときに適切な対処ができれば、住まいを守ることにつながるため、ぜひ最後までご覧ください。
外壁のクラックとは?
英語で「クラック(crack)」は「裂け目」「ひび割れ」といった意味があり、建築業界では外壁や内壁、基礎部分などに起こるひび割れのことをクラックと言います。
なお、住宅に使用される外壁材には窯業系サイディングやモルタル、ALC外壁、コンクリートなどが代表的ですが、これらの外壁材のすべてで発生する可能性があります。
クラックの種類
ひび割れと聞くと深刻な問題であるように感じられるかもしれませんが、ひとえにクラックといっても種類があり、種類によっては緊急度が高くないケースもあります。では、どのような種類があるのか、種類ごとの特徴や違いを見ていきましょう。
ヘアークラック
ヘアークラックとは、「ヘアー(hair)」という言葉が使われているとおり、髪の毛のように細いクラックのことを指します。具体的には、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のものを差し、経年劣化や施工不良などで発生するケースが多い傾向にあります。
外壁塗装の表面だけに起こるケースが多く、外壁材が割れたり、構造躯体にダメージを与えたりしているような状態ではないため、見つけたからといって慌てて対処する必要はありません。
ただ、放置していると、そこからひび割れが深刻化するケースがあるため、早めに補修を検討するようにしましょう。
構造クラック
構造クラックは、幅0.3mm以上のひび割れを差し、ひび割れ部分から雨水が侵入したり、建物事態の強度を低下させたりする可能性があるクラックです。構造クラックは外壁塗装の表面がひび割れている状態ではなく、外壁材自体が割れている可能性が高く、状況を深刻化させないためにも早急な点検・補修が必要です。
なお、経年劣化ではなく、地震や地盤沈下などで住宅に強い揺れや歪みが加わったことで発生するケースが多いことが特徴です。
乾燥クラック
乾燥クラックは、モルタルやコンクリート外壁などの外壁材で発生するのが特徴です。モルタルやコンクリート外壁は、外壁材と水を練り混ぜてから施工、乾燥させる「湿式工法」という方法で下地を仕上げます。
湿式工法では水を加えて施工しているため、十分に乾燥していないまま上塗材を塗ると、塗料が下地の収縮に耐えられなくなって塗膜にひび割れが生じることがあるのです。
下地が完全に乾燥した状態で、工程を進めればそれほど悪化することはありません。
縁切れクラック
縁切れクラックもモルタルやコンクリートなど、湿式工法による外壁に発生しやすいクラックです。通常、塗装工程は一度に一面を仕上げますが、天候が悪化や塗り残しによって、一部分を別日に作業するケースがあります。その場合、古い塗装面と新しい塗装面の間に継ぎ目ができ、継ぎ目部分が収縮して縁切れクラックというひび割れが起こるケースがあるのです。
施工後すぐに発見されることはなくても、車両の通行や地震などの振動によって継ぎ目が割れて発生する可能性があり、幅や深さによっては早急に対処しなければなりません。
外壁のクラックが起こる原因
「外壁にクラックできる原因は何?」
と疑問に感じている方もいるでしょう。
考えられる原因は複数あり、以下の4つが代表的です。
・経年劣化
・乾燥
・地震の揺れや車・電車の振動
・施工不良
一つひとつの原因について、詳しく見ていきましょう。
経年劣化
外壁にクラックが発生する原因の一つは、外壁塗装の劣化です。外壁塗装は住宅の美観を維持したり、雨風や紫外線から住宅を保護したりしていますが、常に外的要因にさらされているため、時間の経過とともに劣化してしまいます。
外壁塗装の劣化が進むと、症状の一つとしてクラックが発生するケースがあるのです。
外壁塗装の耐用年数を目安に定期的に外壁をチェックし、見つけたら補修するようにしましょう。
乾燥
経年劣化のほか、乾燥も原因として考えられます。とくに、湿式工法を採用しているモルタルやコンクリート外壁では、下地材に含まれる水分が蒸発して乾燥する際に、上塗材が収縮してクラックになるケースがあります。
地震の揺れや車・電車の振動
地震による揺れや、車や電車が通過するときの振動によって生じることもあります。とくに、地震が原因の場合、構造クラックと呼ばれる深刻な状態である可能性が高く、その場合はできるだけ早く点検・補修を実施しなければなりません。
また、交通量の多い大通りや線路沿いの家は、一般的な家よりも振動を受けやすいことから、クラックが発生しやすい傾向にあります。定期的に外壁をチェックし、クラックを見つけたら早めに対処するようにしてください。
施工不良
クラックは、経年劣化や揺れが原因で発生するほか、施工不良によって起こるケースもあります。【施工不良の例】
・下地処理が不十分だった
・乾燥が不十分なまま塗装工程を進めた
・外壁塗装に適さない気候条件(雨や雪が降ってる)で塗装を行った
・塗料の選択に誤りがあった など
施工不良にはこのような例があります。塗装完了後はきれいに見えても、施工不良によって塗膜がきちんと形成されなかったり、外壁材に塗料が密着しなかったりして、結果的にクラックという不具合が生じるケースがあるのです。
たとえば、耐用年数が10年とされる塗料で外壁塗装を実施しており、1〜2年でクラックが生じたといった場合は、原因の一つとして施工不良が考えられるでしょう。
すぐに補修が必要なクラックの特徴
外壁のクラックは「いったん経過観察でも問題ない場合」と「すぐに点検・補修が必要な場合」の2つのパターンがあります。
では、すぐに補修が必要なのはどのようなクラックなのか見ていきましょう。
幅が0.3mm以上のクラック
まず、構造クラックと呼ばれる幅0.3mm以上のクラックを見つけたら、すぐに点検・補修が必要な状態だといえます。幅0.3mmを超える大きさのクラックは、そこから住宅内に雨水が侵入したり、建物自体の強度を弱めたりする可能性があり、被害を拡大させないためにも早く対処することが求められます。
外壁材まで進行しているクラック
外壁材にまでクラックが進行している場合も、緊急度の高い状態だといえます。外壁塗装部分だけでなく、外壁材にもダメージが及んでいるため、クラックの補修だけでなく、外壁材の張り替えや内部の補修などが必要になる可能性が高い状態です。
放置すると、雨水が住宅内に侵入したり、より大きなクラックになったりする可能性があるため、見つけたら専門業者に補修を依頼しましょう。
外壁のクラック補修が必要な理由
自宅の外壁にクラックが発生していることを認識していても、
「補修費用をかけたくない」
「問題ないなら、いったんこのままにしておきたい」
と考えている方も多いでしょう。
しかし、放置するとさまざまなリスクがあるため補修が必要です。
では、なぜ補修が必要なのか、想定されるリスクを踏まえて見ていきましょう。
住宅内に雨水が侵入する
雨漏りといえば屋根が原因で発生するイメージが強いかもしれませんが、外壁に発生したクラックが原因で住宅内に雨水が侵入するケースも珍しくありません。とくに、外壁から雨漏りが発生した場合、外壁内部を伝っていくことが難点です。室内で雨漏りが発生している箇所と、原因となっているクラックが離れている場合があり、専門業者でも特定がむずかしくなることがあります。
突然、リビングの壁から水が染み出していることで気が付くケースも多いため、クラックが深刻化して雨漏りになる前に対処する必要があります。
構造体の劣化・腐食につながる
住宅内に雨漏りが発生すると同時に、柱や断熱材に雨水が浸透し、構造躯体の腐食や劣化につながるリスクもあります。建物の強度を保つ柱や、住まいの快適性を維持する断熱材が腐食すれば、建物の強度が下がったり、快適に住めなくなったりしてしまうでしょう。
また、早めに対処すればクラックを補修するだけで済んだはずが、構造躯体が腐食すれば大規模な修繕が必要となり、結果的に高額な出費となります。
このように、無駄なメンテナンスコストを抑えたり、快適な住まいを維持したりするためにも、外壁のクラックは見つけた段階で早めに補修することが大切なのです。
外壁にクラックが発生したときの対処法
外壁にクラックが発生する原因や補修の必要性などを解説しました。
ここでは、どのような補修すべきなのか見ていきましょう。
シール充填工法
軽い症状のものであれば、シール充填工法という方法で部分的に補修されるのが一般的です。
シール充填工法とは、ひび割れが生じている部分にシーリング材を充填する方法のことです。シーリングはゴムのような弾力性があり、隙間に入り込んで水や空気の侵入を防止できます。
ひび割れている部分にシーリングを埋め込むという表面的な補修方法であるため、幅や深さのないひび割れを補修するのに適しています。
Uカットシール工法
構造クラックなどはUカットシーリング充填工法という方法で補修されます。Uカットシーリング充填工法は、いったんクラック部分と周辺を掘った後に、シーリング材を充填し、その上からポリマーセメント塗布するのが大まかな流れです。
専門的な技術や知識が必要な補修のため、シール充填工法よりも施工費用が高くなります。
外壁塗装
0.3mm以下のクラックの場合、シール充填工法のほか、外壁塗装も有効な対処法の一つです。外壁塗装では、古い塗料や汚れを除去し、新しい塗料を塗布するため、外壁塗装の表面にできているクラックであれば外壁塗装で症状をリセットできます。
とくに、経年劣化が原因の場合、部分補修だけではすぐに他の箇所に劣化症状が表れる可能性があります。そのため、発生原因によっては、シール充填工法よりも外壁塗装が適しているケースがあるのです。
どちらの補修方法を選択すべきかは、専門業者に点検を依頼し、提案してもらうようにしましょう。
外壁のクラック補修にかかる費用相場
外壁のクラック補修にかかる費用相場は、以下のとおりです。・シール充填工法:1mあたり500~900円程度
・Uカットシール工法:1mあたり1,500~2,000円程度
・外壁塗装:90〜140万円程度(40坪2階建てのサイディング外壁の住宅の場合)
ただし、こちらの金額はあくまで目安であり。状態や外壁の種類、使用する材料によって価格差が生じます。
まとめ
今回は外壁のクラックについて解説しました。外壁のクラックは、さまざまな原因で発生します。クラックの進行具合によって補修の緊急度が変わるものの、放置していても自然に状態がよくなることはないため、見つけた段階で対処するのがおすすめです。
なお、外壁のクラックは、シール充填工法やUカットシーリング充填工法、外壁塗装などの方法で補修するのが一般的です。
大切な住まいを守り、快適な生活を維持するためにも、クラック補修を検討する際にはこの記事で学んだことを参考にしてください。
関連コラム